農事組合法人 萩野園芸


植木栽培・販売

今、山では異常気象による土砂崩れや鹿やイノシシなどによる草木の食害により

地肌が露出し土の見えている部分が増えています。

これまでは、裸地化した場所でも鳥や風によって種が運ばれ森が再生してきましたが

獣害や豪雨によって食べられたり流されたりして森はどんどん減少しています。

海の森は山からの栄養により育ってきましたが、今は濁った泥水が少しの雨でも川や海に流れ

泥は海底に堆積し海藻が育たない環境を作っています。

獣害に関しては、天然更新だけの問題ではなく植樹した苗木も食い荒らします。

このような獣害問題から獣に食べられない樹木の苗木を作っているのが萩野園芸です。

今は、馬酔木と言った三重県の山に多く見られる低木の苗を作っています。

将来、植林活動には獣害に強い馬酔木が多く使われると思います。

 

そして、山の環境がよくなり海にも栄養が注がれる環境が続くことを願っています。